Posted by 山陰バス研究所 on February 07, 1999 at 16:41:09:
In Reply to: ノンステップバス運行開始 posted by 吾左右衛門 on December 25, 1998 at 21:59:03:
乗降口が低く設定され、段差を感じずに乗り降りできるノンステップバスが高齢者や足の不自由な人に歓迎されている。昨年末に県内に初めて導入されて以来「人にやさしいバス」として認知され始め、利用率は高い。米子、鳥取市内の路線で1台ずつを運行している日本交通(本社・鳥取市末広温泉町)は、来年度には倉吉市内の路線への導入を計画している。
ノンステップバスは、出入り口の床面の地上高を通常のバスより60センチ低い30センチに設定。乗降階段がないため、楽に乗り降りできる。身体障害者の利便性を考慮し、車いす専用のスロープも装備されている。
同社は、JR米子駅−山陰労災病院(米子市皆生新田)間、JR鳥取駅−県立中央病院(鳥取市江津)間で、ノンステップバスを1日6往復ずつ運行。高齢者が利用する頻度が高い路線への導入を検討した結果、病院を経由するルートを選んだ。
同社の本田幸正米子営業所長は「バス離れが進む中、障害者、高齢者の方はもちろん、だれもが利用しやすいバスが求められている。ノンステップ以外の車両でも、今後は輸送効率を考えた小型化や、低床化を図っていく必要がある」と話す。
利用者の立場にたった運営という点では、同社は今回導入したノンステップバスの“握り棒”を早速改良。お年寄りにとって棒の位置が高過ぎたため、1月下旬につり革を取り付けた。
通院のためにノンステップバスをほとんど毎日利用している米子市道笑町4丁目、松浦芳枝さん(75)は「すり足でなければ歩けないのでとても助かっている。通常のバスだと他のお客さんに押してもらったり、引っ張ってもらったりしなければ乗れないのでタクシーを利用することが多かった」と、快適性を実感する。
ノンステップバスの車両購入には、国と県の補助制度がある。同社は来年度に鳥取、倉吉市内に新路線を1路線ずつ開設する予定で、県に補助の適用を要望している。
なお、日ノ丸自動車(本社・鳥取市古海)もJR米子駅−皆生温泉(米子市皆生温泉)間で、ノンステップバスを1日4往復運行している。
※参考資料・日本海新聞(1999年2月5日)