Posted by 吾左右衛門 on December 25, 1998 at 21:59:03:
車いすに乗った障害者や高齢者が段差を感じずに乗降できるスロープ付き低床ノンステップバスの運行が22日、鳥取県内で初めて米子、鳥取市内の4路線で始まった。21日には、両市内で運行開始式典が行われ、障害者支援団体のメンバーらがバスに試乗して利便性を確かめた。
運行を始めるのは、日本交通(本社・鳥取市末広温泉町)と日ノ丸自動車(本社・鳥取市古海)。スロープ付き低床ノンステップバスは車内の床面の地上高を通常のバスより約60センチ低い約30センチに設定し、乗降口にスロープを装備しているため、車いす使用者が快適に乗降できる。
日本交通はJR米子駅−山陰労災病院(米子市皆生新田)間を1日6往復、JR鳥取駅−県立中央病院(鳥取市江津)間を1日6往復、JR鳥取駅−桜谷団地(鳥取市桜谷)間を1日2往復運行(ただし、鳥取地区は土曜・日曜・祝日休止。) 。日ノ丸自動車はJR米子駅−皆生温泉間を1日4往復運行する。車両購入費は国と県が一部を補助した。
JR米子駅前バス乗り場で行われた式典には、運輸省、建設省、米子市の関係者、障害者団体の代表らが出席。運輸省鳥取陸運支局の黒田雄司支局長らが「運行開始が低床バスの普及のワンステップになってほしい」とあいさつした。
試乗した全国脊髄損傷者連合会山陰支部の木村俊司事務局長は「高齢者や障害者が安全に使える車だと思う。導入をきっかけに、物理的なバリアフリーだけではなく、健常者との温かい心の交流が促進されることを願う」と話していた。
なお、残る一畑電気鉄道(本社・松江市中原町)と中国ジェイアールバス(本社・広島市南区松原町)も来春からスロープ付き低床ノンステップバスを米子地区に導入する予定です。